ウズベクポップスってなに? って人にはやっぱり聞き始めの糸口を見つけるのはそんなに楽じゃないと思います。
もしかしたらウズベクヒップホップはめちゃくちゃ好きになるかもしれないのに、始めに聞いたのがイランポップスのカバーだったら「ウズベキスタンってぜんぜん楽しくない!」になってしまいます。
それにメジャーなあの歌手好きなんだけど、似たテイストで新鮮なのが聞きたい、って人にも良いかもしれない。
とは言いつつもそのセレクションは私の独断と偏見に基づくものなので、ぜんぜん共通点ない! と思われるかもしれません。
それよりも新鮮な音を読んでる方に見つけてもらえたら嬉しいです。
第一弾は「一青窈&セヴァラ・ナザルカン」です。
しょっぱなから私の主観の話ですが、どちらとも不思議系の人かも、と思ってます。行動が読めないと言うか。
そして一青窈の方は日本のポップスとしては実は民族楽器調の音を多く使っている一人だと思います。無理矢理「民族風味でエレクトロな楽器を多用しているよ」と言えなくもありません。
ウズベキスタンの民族調ポップス(エスノポップと言えるかも)の特徴は「民族風味で電子音使い」です。
金魚すくい - 一青 窈
この「金魚すくい」では「ピコピコ系音」と「ドイラのような乾燥した打楽器の音」が出てきます。
そして個人的に気になるのは3分40秒ころに踊りだす時、顔の周りに指先同士をくっつけて動かすのが、ちょっと変えるとそのままウズベクやウイグルダンスの振り付けそのままな事です。
Sevara Nazarkhan - Adolat tanovari
対してこちらがセヴァラ・ナザルカン(Sevara Nazarkhan)。
ヨーロッパでのライブ画像です。ウズベク柄のドレスでヨーロッパ人と一緒に舞台に立っています。
カレーが好きなの、と甘口カレーを食べていた人がいきなりグリーンカレーを食べたくらいのカレーの違いもあるかもしれないです。(民族色の濃さ、という話です。)
しかも、一青窈の方は手の振りが気になって選曲しましたが、このセヴァラにあわせるならむしろ「もらい泣き」とかのスローなテンポの曲の方が良かったかもしれません。
駆け足でしたが、1回目はあまりにも濃いのでなく、もしかしたらバックミュージックになるかも、くらいの曲から始めてみました。
今度も意外な組み合わせになるか、そう言えばぴったり、になるか、しすぎない程度に期待してて下さい。